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2008年2月26日

道立紋別病院 救急撤退

3月いっぱいで5人の内科医のうち4人が退職する予定の道立紋別病院(1月26日のエントリー参照)。
とうとう休日・夜間の救急診療から撤退です。
ソースは、本日のNHK札幌放送局の「ほくほくテレビニュース」から(ソースがネット上に見つからないので、録画からの起こしです)

紋別市の道立紋別病院が医師不足のため24時間態勢で救急患者を受け入れる救急告示病院の指定を返上し、4月から原則として休日・夜間の救急患者を受け入れない方針であることがわかりました。
さらに、同じオホーツク海側の北見市では、患者らが緊急の集会を開き、地域の医療体制の維持を訴えました。

道立紋別病院は40年前の昭和43年に道から救急告示病院の指定を受け、24時間態勢の救急医療を続けてきました。
しかし病院では、来月いっぱいで3人の医師が退職し、4月からは常勤の医師が9人になる見通しであることから、休日・夜間の救急患者の受け入れは難しくなったとして、救急告示病院の指定を返上することになりました。

紋別市内では、民間の病院も交代で休日・夜間の救急患者を受け入れていますが、地域の中核病院である紋別病院の措置はオホーツク海側の医療体制に大きな影響を与えそうです。
これについて、道立紋別病院は、「医師が不足する中、やむを得ない措置だと考えている。今後は、民間の病院に協力を仰ぎ、地域の救急医療に極力影響が出ないようにしたい」と、話しています。

市民は
「事故があたっとか、なんとかいったってさ、行くとこないっしょ。たいした紋別はいい設備のあるとこって、病院ないんだから。したから、やっぱり必要なんですよ、こういうことは」

「ほんとに心細くて、紋別にいられないわ。本当に。」

こうした医師不足の現状を受けて、同じオホーツク海側の北見市では、リウマチの患者らで作る北海道難病連が、緊急の集会を開き、地域の医療を守るよう訴えました。

リューマチ患者の女性
「副作用の強いプレドニンという薬は、患者一人一人、投薬量が違います。完治することが無く、病状が良くなったり悪くなったりする私たちの病気を転院した先の医師がどこまで的確に治療してくれるのか、不安はたくさんあります。このような状態のなかで言いたいことは、難病患者を診てくれる専門の医師をとにかく確保して頂きたいということです。」


北海道難病連では、こうして声を道や国などに伝え、地域の医療体制の維持を求めていくことにしています。

退職医師数が4から3人になってますが、私の書き間違いではありませんよ〜。
残った医師数で救急を維持する! なんて市長や院長が言わなかったのは、まあよかったです。そんなことしたら、残った医師も辞表を書くでしょうし。
患者さんの不満は、わからないでもないですが、無いもんはしようがないですから、確保〜と言うだけでなく、現状で何ができるかという視点も持ってほしいな、と。そういうのは高望みかもしれませんけど。
でも、どの地域でも、「リウマチの専門医を」、「がん治療の専門医を」、「認知症の専門医を」、「総合医を」なんて言っても、そもそも、全てを満たすだけの医師はいません。四半世紀に及ぶ医師数抑制政策の成果で。
それにしても、今後は、紋別から網走まで救急車が走るのかあ。きついなあ。

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